サラマンドラの水槽

μία γὰρ χελιδὼν ἔαρ οὐ ποιεῖ, οὐδὲ μία ἡμέρα. (Arist. EN. 1098a18-19)

副業など

10時起床。

13時に博多。19時まで働く。

その後、20時から京都の某氏と『ニコマコス倫理学』読書会の予定だったが、某氏の都合で日曜にずれる。残念。

 

帰宅すると、某所で知り合いになった東海大学村田憲郎先生からご論文の抜き刷りと発表原稿が届いていた。本当にありがとうございます。精読させていただきます。

 

新カント派と経験論との狭間で : F.ブレンターノ『アリストテレスにおける存在者の多様な意味について』に見る存在論」(東海大学紀要 96, 2011, pp. 21-43)

 

述語概念としてのカテゴリーと事象の生成 : A.トレンデレンブルク『カテゴリー論の歴史』」(東海大学紀要 98, 2012, pp. 107-122)

 

『実在概念』としての範疇」(第11回フッサール研究会, 2012)

 

 

トレンデレンブルクも翻訳でいいから読まないと……。

 

カテゴリー論史

カテゴリー論史

 

 

今現在の私の関心ないし研究課題は認識論(特に徳認識論)ですが、卒業論文アリストテレス形而上学』の中核諸巻で書いたぐらいですし、もともとの関心はアリストテレスの存在論によっていました。

現在の指導教員が存在論もブレンターノ学派も専門としていることもありますし、これを機会に、より真剣なかたちで存在論そのものにも取り組んでいければと思います。さしあたり、『カテゴリー論』に関しては詳細な研究を行っていく必要性を感じています。

 

その後、某メールに返信して就寝。休肝日