サラマンドラの水槽

μία γὰρ χελιδὼν ἔαρ οὐ ποιεῖ, οὐδὲ μία ἡμέρα. (Arist. EN. 1098a18-19)

日記

今日は玉名行きがなくなったので家で英気を養っていた(=寝てた)。

 

夜は集中講義に向けて翻訳作業。『魂論』B巻第1章の最後に出てくる次のテクストは、デカルトが『省察』第六省察で出してくるものの元ネタ。

 

さらに、船人が舟の完全現実態であるように、魂が身体の完全現実態であるかどうかは明らかでない。

ἔτι δὲ ἄδηλον εἰ οὕτως ἐντελεχέια τοῦ σώματος ἡ ψυχὴ ὥσπερ πλωτὴρ πλοίου.(413a8-9)

 

 

神崎先生の『魂(アニマ)への態度』pp. 144-212も併せて読みたい。

 

魂(アニマ)への態度──古代から現代まで (双書 哲学塾)

魂(アニマ)への態度──古代から現代まで (双書 哲学塾)

 

 

大阪の某氏に卒論の草稿も見せていただいた。『後書』について今年書いた論文の問題意識はそこまで間違っていなかったことを確認できてホッとしました。

某留学生の修論のネイティブチェックを行って寝ます。