サラマンドラの水槽

μία γὰρ χελιδὼν ἔαρ οὐ ποιεῖ, οὐδὲ μία ἡμέρα. (Arist. EN. 1098a18-19)

通院など

8時起床。朝ごはんは用意してもらったパンとベーコンエッグ。美味でございました。

11時から某病院。相変わらず1時間ほど待たされる。

診察の後は赤坂の方まで歩いて某焼肉屋に入る。ワンコインで食べられるステーキ丼がすごく美味い。最近少しだけ疲れているのでスタミナつきました。

その後、地下鉄で箱崎へ。『自然学』B巻第8章の勉強会続き。技術は誤りうるので、自然も誤りうるという話。自然の誤りの例として「人面の牛の子」のようなものをアリストテレスは出してくる。正直なところ、かなり理解しづらい箇所ではある。

 

茶谷直人 (2005). 「『デ・アニマ』B1におけるアリストテレスの身体理解」 (『哲学』北海道大学哲学会, 第41号), pp. 21-42.

 

ご本人も論文の中でおっしゃっていられるように、『デ・アニマ』B巻第1章の魂の定義を参照しつつ、機能主義に近しい形でアリストテレスの身体概念を理解している論文のように感じました。412b6のὀργανικοῦに解釈の余地があるというのは確かにその通りだと思います。昨年末の某集中講義でも話題になったところです。