サラマンドラの水槽

μία γὰρ χελιδὼν ἔαρ οὐ ποιεῖ, οὐδὲ μία ἡμέρα. (Arist. EN. 1098a18-19)

学内発表と新年会など

十二時過ぎに起きる。
腹ごしらえをして、博多の副業先に書類を回収しに向かう。車中で読んでいたのは、以前少しだけ触れたことのある以下の論文。

D.W. Hamlyn, 'Aristotelian Epagoge'

一連のエパゴーゲー論文の最初期に位置するこの論文は、正直先の二つと比べて非常に読みづらかった。おそらく、エパゴーゲーとは個々の実例を一般的なものから捉え直すものである、という趣旨のことを論じたいのだと思うが難しい。この読みはまったく的はずれかもしれない。

その後、箱崎での学内発表。アリストテレス本質主義についてやってみたのだが、思っていたとおり反応は芳しくない。やはり、この議論はかなりドグマティックに見えるらしい。まあそのとおりだとは思います。


その後は天神で新年会。ひたすら馬鹿話をしていた気がする。二次会にも行ったが、馬鹿話アゲインといった感じ。一時過ぎに帰宅。