サラマンドラの水槽

μία γὰρ χελιδὼν ἔαρ οὐ ποιεῖ, οὐδὲ μία ἡμέρα. (Arist. EN. 1098a18-19)

古代ギリシア哲学を学びたい人のためのブックガイド(未完成版)

※2019/3/12 文献を2点追加。それに伴い他の紹介文も少し変更。

 

ある場所でのやり取りがきっかけで、少し前から作ってました。

タイトルにある通り未完成版ですが、ためしに公開してみたいと思います(特に1と2が弱いので、これから追加されていくと思います)*1

この手のリストで万人が納得するものを作成することは不可能だと思いますので、私自身の趣味が色濃く出ている選書となっていることを先にお断りしておきます。

また、こちらも突っ込まれる前に言っておくと、ヘレニズム哲学には不案内のため今回は省いています(もう少しきちんと勉強しないといけませんがなかなか時間が取れません……)。

選定の基準は、

(1)日本語の書籍であること(辞書や文法書は除く)

(2)内容の点でお勧めであること

の2点です。そのため、絶版となっている書籍が挙げられている場合もあります。その場合は図書館等で参照してください。

 

1.古代ギリシア文化

・斎藤忍随 (2007)『ギリシア文学散歩』東京, 岩波書店

ギリシア文学散歩 (岩波現代文庫)

ギリシア文学散歩 (岩波現代文庫)

 

文学という括りのもと、古代ギリシアの神話・悲劇・歴史・哲学などの様々な著作を紹介した本。読み物としても面白くすらすら読めます。

 

・周藤芳幸 (2006)『古代ギリシア──地中海への展開』京都, 京都大学出版会. 

古代ギリシア 地中海への展開―諸文明の起源〈7〉 (学術選書)

古代ギリシア 地中海への展開―諸文明の起源〈7〉 (学術選書)

 

古代ギリシア哲学を理解するためには文明史的視点を学ぶことも重要です。これ1冊でかなりの程度まで古代ギリシア文明史を学ぶことができます。

 

2.古代ギリシアの科学

2.1.古代ギリシアの科学全般

・G. E. R. ロイド (1994)『初期ギリシア科学──タレスからアリストテレスまで』(山野耕治・山口義久訳)東京, 法政大学出版局.

初期ギリシア科学―タレスからアリストテレスまで (叢書・ウニベルシタス)

初期ギリシア科学―タレスからアリストテレスまで (叢書・ウニベルシタス)

 

 

・G. E. R. ロイド (2000)『後期ギリシア科学──アリストテレス以後』(山野耕治・山口義久金山弥平訳)東京, 法政大学出版局

後期ギリシア科学―アリストテレス以後 (叢書・ウニベルシタス)

後期ギリシア科学―アリストテレス以後 (叢書・ウニベルシタス)

 

碩学によるギリシア科学史の著作の邦訳。内容は網羅的、かつ詳細です。

 

2.2.古代ギリシア数学

・斎藤憲 (2008)『ユークリッド『原論』とは何か──二千年読みつがれた数学の古典』東京, 岩波書店.

・斎藤憲 (1997) 『ユークリッド『原論』の成立──古代の伝承と現代の神話』, 東京, 東京大学出版会

ユークリッド『原論』の成立―古代の伝承と現代の神話

ユークリッド『原論』の成立―古代の伝承と現代の神話

 

古代ギリシアの科学の中でも数学は哲学との関係上最も重要です。幸い、現代日本にはエウクレイデス(ユークリッド)研究の第一人者がいるので、その入門書と研究書を読むことができます。


・片山千佳子・斎藤憲・鈴木孝典・高橋憲一・三浦伸夫訳・解説 (2008-) 『エウクレイデス全集全5巻』東京, 東京大学出版会

エウクレイデス全集〈第1巻〉原論1‐6

エウクレイデス全集〈第1巻〉原論1‐6

 
エウクレイデス全集 第2巻: 原論VII―X

エウクレイデス全集 第2巻: 原論VII―X

 
エウクレイデス全集〈第4巻〉デドメナ/オプティカ/カトプトリカ

エウクレイデス全集〈第4巻〉デドメナ/オプティカ/カトプトリカ

 

エウクレイデスについての世界最初の近代語訳全集。このような優れた仕事を日本語で読める私たちは本当に恵まれています。解説も丁寧であり必携です。第3巻と第5巻が未公刊。

 

3.古代ギリシア哲学史

加藤信朗 (1996) 『ギリシア哲学史』東京, 東京大学出版会

ギリシア哲学史

ギリシア哲学史

 

1人の著者が書いたものをお探しの方はこちらを。

私自身、哲学を勉強したての頃の教材としてこの本を使用していましたが、今読み返しても学ぶところが多いです。

 

・内山勝利・中川純男編著 (1996) 『西洋哲学史 古代・中世編──フィロソフィアの源流と伝統』京都, ミネルヴァ書房

西洋哲学史 古代・中世編―フィロソフィアの源流と伝統

西洋哲学史 古代・中世編―フィロソフィアの源流と伝統

 

 
・内山勝利編 (2008) 『哲学の歴史〈第1巻〉──哲学誕生』東京, 中央公論新社.

哲学の歴史〈第1巻〉哲学誕生―古代1

哲学の歴史〈第1巻〉哲学誕生―古代1

 

 

・内山勝利編 (2007) 『哲学の歴史〈第2巻〉──帝国と賢者』東京, 中央公論新社.

哲学の歴史〈第2巻〉帝国と賢者 古代2

哲学の歴史〈第2巻〉帝国と賢者 古代2

 

 

神崎繁熊野純彦・鈴木泉編 (2011) 『西洋哲学史I──「ある」の衝撃からはじまる』東京, 講談社.

西洋哲学史 1 「ある」の衝撃からはじまる (講談社選書メチエ)

西洋哲学史 1 「ある」の衝撃からはじまる (講談社選書メチエ)

 

こちらはいずれも共著です。これらを読みこなせば古代ギリシア哲学史の知識は相当程度つくはずです。古い順に読んでいくことを勧めます。 

 

4.初期ギリシア哲学(ソクラテス以前の哲学)

4.1.初期ギリシア哲学全般

・廣川洋一 (1997)『ソクラテス以前の哲学者』東京, 講談社.

ソクラテス以前の哲学者 (講談社学術文庫)

ソクラテス以前の哲学者 (講談社学術文庫)

 

 
・内山勝利他訳 (2006)『ソクラテス以前の哲学者たち 第二版』京都, 京都大学出版会.

ソクラテス以前の哲学者たち 第二版

ソクラテス以前の哲学者たち 第二版

  • 作者: ジェフリー・スティーヴンカーク,マルコムスコフィールド,ジョン・アールレイヴン,Geoffrey Stephen Kirk,Malcolm Schofield,John Earle Raven,内山勝利,國方栄二,丸橋裕,木原志乃,三浦要
  • 出版社/メーカー: 京都大学学術出版会
  • 発売日: 2006/11
  • メディア: 単行本
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まずはこの2冊に目を通すことをお勧めします。 


・内山勝利編 (1996-1998) 『ソクラテス以前哲学者断片集』全5巻+別冊, 東京, 岩波書店

ソクラテス以前哲学者断片集〈第1分冊〉

ソクラテス以前哲学者断片集〈第1分冊〉

 
ソクラテス以前哲学者断片集〈第2分冊〉

ソクラテス以前哲学者断片集〈第2分冊〉

 
ソクラテス以前哲学者断片集〈第3分冊〉

ソクラテス以前哲学者断片集〈第3分冊〉

 
ソクラテス以前哲学者断片集〈第4分冊〉

ソクラテス以前哲学者断片集〈第4分冊〉

 
ソクラテス以前哲学者断片集〈第5分冊〉

ソクラテス以前哲学者断片集〈第5分冊〉

 
ソクラテス以前哲学者断片集〈別冊〉

ソクラテス以前哲学者断片集〈別冊〉

 

 実際にテクストに触れたくなったらこちらを。

 

5.ソクラテス

・田中美知太郎 (1957) 『ソクラテス』東京, 岩波書店.

ソクラテス (岩波新書)

ソクラテス (岩波新書)

 

岩田靖夫 (2014) 『増補 ソクラテス』東京, 筑摩書房.

増補 ソクラテス (ちくま学芸文庫)

増補 ソクラテス (ちくま学芸文庫)

 

納富信留 (2017) 『哲学の誕生──ソクラテスとは何者か』東京, 筑摩書房.

 ソクラテスについて知りたければこの3冊を読みましょう。

 

納富信留訳 (2012) 『ソクラテスの弁明』東京, 光文社.

ソクラテスの弁明 (光文社古典新訳文庫)

ソクラテスの弁明 (光文社古典新訳文庫)

 

実際にソクラテスの哲学へ触れたい人の最初の1冊。有益な訳者解説も付いています。

 

6.プラトン

6.1.入門書

・R. S.ブラック (1992) 『プラトン入門』(内山勝利訳)東京, 岩波書店.

プラトン入門 (岩波文庫)

プラトン入門 (岩波文庫)

 

夭折した研究者によるプラトン入門。比較的中立的な観点から書かれているので入門書としてふさわしいと思います。『第七書簡』の訳も収められておりお得です。絶版なのが惜しいところ。

 

・藤沢令夫 (1998) 『プラトンの哲学』東京, 岩波書店.

プラトンの哲学 (岩波新書)

プラトンの哲学 (岩波新書)

 

納富信留 (2015) 『プラトンとの哲学──対話篇をよむ』東京, 岩波書店.

日本人の書いたプラトン哲学の入門書も2冊挙げておきます。いずれも名著の誉れ高い新書です。

 

6.2.テクスト

・藤沢令夫訳 (1994) 『メノン』東京, 岩波書店.

メノン (岩波文庫)

メノン (岩波文庫)

 

プラトン哲学への最良の手引きです。

 

岩田靖夫訳 (1998) 『パイドン──魂の不死について』東京, 岩波書店.

パイドン―魂の不死について (岩波文庫)

パイドン―魂の不死について (岩波文庫)

 

プラトンらしさ」なるものがあるとして、この本ほどそれが出ているものも他にないと思います。

 

・藤沢令夫訳 (1979) 『国家(上下巻)』東京, 岩波書店.

国家〈上〉 (岩波文庫)

国家〈上〉 (岩波文庫)

 
国家〈下〉 (岩波文庫 青 601-8)

国家〈下〉 (岩波文庫 青 601-8)

 

プラトンの哲学を理解するためには避けて通れません。

 

・田中美知太郎訳 (2014) 『テアイテトス』東京, 岩波書店.

テアイテトス (岩波文庫)

テアイテトス (岩波文庫)

 

後期対話篇からも1冊。知識論の古典であり大事な(そして厄介な)本。


6.3.研究書

・加藤信朗 (1988) 『初期プラトン哲学』東京, 東京大学出版会.

初期プラトン哲学

初期プラトン哲学

 

 

 ・松永雄二 (1993) 『知と不知』東京, 東京大学出版会.

知と不知―プラトン哲学研究序説

知と不知―プラトン哲学研究序説

 

 

納富信留 (2002) 『ソフィストと哲学者の間──プラトンソフィスト』を読む』愛知, 名古屋大学出版会.

ソフィストと哲学者の間―プラトン『ソフィスト』を読む

ソフィストと哲学者の間―プラトン『ソフィスト』を読む

 

 

神崎繁 (1999)『プラトンと反遠近法』東京, 新書館.

プラトンと反遠近法

プラトンと反遠近法

 

プラトンについては膨大な数の研究書が存在しますが、初期(加藤)、中期(松永)、後期(納富)対話篇の研究書としてそれぞれ1冊ずつ挙げておきます。一番下の神崎先生の本は趣味で挙げましたが、古代哲学研究の醍醐味を教えてくれる本だと思いますので、ぜひとも読んでほしい研究書です。

 

7.アリストテレス

7.1.入門書

山口義久 (2001) 『アリストテレス入門』東京, 筑摩書房.

アリストテレス入門 (ちくま新書)

アリストテレス入門 (ちくま新書)

 

中立的で素晴らしい入門書。アリストテレスに入門したいのであれば第一にこれを読むことを強く勧めます。

 

・G. E. R. ロイド (1973) 『アリストテレス──その思想の成長と構造』(川田殖訳)東京, みすず書房

アリストテレス―その思想の成長と構造

アリストテレス―その思想の成長と構造

 

 

・J. L. アクリル (1985) 『哲学者アリストテレス』(藤沢令夫・山口義久訳)東京, 紀伊國屋書店.

哲学者アリストテレス

哲学者アリストテレス

 

山口本を読んだあとにはこの2冊に進みたい。アリストテレス(哲学)についてより細かなことを学べます。両著者とも古典研究の超大物です。両書とも絶版なのが非常に残念。

 

 ・今道友信 (2004) 『アリストテレス』東京, 講談社.

アリストテレス (講談社学術文庫)

アリストテレス (講談社学術文庫)

 

もともと「人類の知的遺産」シリーズの1冊だった本。内容的にやや高級です。日本のアリストテレス受容などの興味深いトピックにも触れられているため、山口・ロイド・アクリル本の後に読むといいと思います。

 

7.2.テクスト

・出隆訳 (1959-1961)『形而上学(上下巻)』東京, 岩波書店.

形而上学〈上〉 (岩波文庫)

形而上学〈上〉 (岩波文庫)

 
形而上学〈下〉 (岩波文庫 青 604-4)

形而上学〈下〉 (岩波文庫 青 604-4)

 

 

・中畑正志訳 (2014) 『魂について』東京, 岩波書店.

魂について 自然学小論集 (新版 アリストテレス全集 第7巻)
 

 

 ・神崎繁訳 (2014) 『ニコマコス倫理学』東京, 岩波書店.

ニコマコス倫理学 (新版 アリストテレス全集 第15巻)

ニコマコス倫理学 (新版 アリストテレス全集 第15巻)

 

アリストテレスの主著であり、哲学史的にも重要なテクスト3冊。

下の2冊は新アリストテレス全集の訳を、『形而上学』はまだそちらの訳が出版されていないので岩波文庫版を挙げておきます。

これらに限らずアリストテレスは、プラトンと異なりテクストだけを読むと挫折してしまう可能性が高い(と思われる)ので*2、必ず入門書を読んでからテクストに触れることをオススメします。


7.3.研究書

・岩田圭一 (2015)『アリストテレス存在論』東京, 早稲田大学出版部.

アリストテレスの存在論 (早稲田大学学術叢書)

アリストテレスの存在論 (早稲田大学学術叢書)

 

 アリストテレスの『形而上学』、特にその存在論に関心がある人は必ず読むべきです。高価なうえに大部ですが、難解な『形而上学』ΖΗΘ巻のテクストを1つ1つ丹念に解きほぐしており、古典研究の1つの典型例を示してくれる本になっています。

 

・中畑正志 (2011)『魂の変容──心的基礎概念の歴史的構成』東京, 岩波書店.

魂の変容――心的基礎概念の歴史的構成

魂の変容――心的基礎概念の歴史的構成

 

アリストテレスの認識論や心の哲学に関心がある人はこちらを。現代哲学とのアクセスを確保しながらアリストテレス哲学の重要性を説得的に論じている本です。

 

岩田靖夫 (1985)『アリストテレスの倫理思想』東京, 岩波書店.

アリストテレスの倫理思想 (岩波オンデマンドブックス)

アリストテレスの倫理思想 (岩波オンデマンドブックス)

 

 これはアリストテレス倫理学に関心がある人に。少し古いですが、1冊にまとまったアリストテレス倫理学の研究書として貴重な本です。

 

8.古代ギリシア

8.1.古代ギリシア語入門

・河島思朗 (2017) 『ギリシャ語練習プリント』東京, 小学館

ギリシャ語練習プリント

ギリシャ語練習プリント

 

初歩の初歩をドリル形式で学べます。古代ギリシア語に慣れる意味でも、一番最初に手に取る本として優れていると思います。

 

・田中美知太郎・松平千秋 (2012) 『ギリシア語入門 新装版』東京, 岩波書店.

ギリシア語入門 新装版

ギリシア語入門 新装版

 

解答がないため独習には向きませんが、ロングセラーなだけあってよく考えて作られている入門書です。

 

山口義久監修 (2016) 『古代ギリシャ語語彙集 改訂版』大阪, 大阪公立大学共同出版会.

古代ギリシャ語語彙集 改訂版 基本語から歴史/哲学/文学/新約聖書まで

古代ギリシャ語語彙集 改訂版 基本語から歴史/哲学/文学/新約聖書まで

 

単語帳。これを1冊覚えれば相当な力がつくはずです。

 

 

・池田黎太郎 (2018) 『古典ギリシア語入門』東京, 白水社.

古典ギリシア語入門《CD付》

古典ギリシア語入門《CD付》

 

CDと練習問題の解答が付いているので、独習も可能な入門書。

 

8.2.古代ギリシア語文法

・高津春繁 (1960) 『ギリシア語文法』東京, 岩波書店.

ギリシア語文法 (岩波オンデマンドブックス)

ギリシア語文法 (岩波オンデマンドブックス)

 

日本語で読める体系的な文法書として現在のところこれ以上のものはありません。オンデマンドになって入手しやすくなったのは本当に素晴らしいことです。

 

・Smyth, H. W. (1920) Greek Grammar, Cambridge: Harvard University Press.

Greek Grammar

Greek Grammar

 

本気で古代ギリシア語をやりたいのであれば所有しておく必要があります。ただし、ひとまず初学者は先の高津のもので十分でしょう。

 

・Denniston, J. D. (1996) The Greek Particles,2nd edition, Indianapolis: Hackett Publishing Company.

The Greek Particles

The Greek Particles

 

これも本気で古代ギリシア語をやるなら必要です。小辞(particle)を集中的に扱う文法書。

 

8.3.古代ギリシア語辞書

古川晴風 (1989) 『ギリシャ語辞典』東京, 大学書林.

ギリシャ語辞典

ギリシャ語辞典

 

 

・アウグスチン・シュタウブ編 (2010) 『シュタウブ希和辞典』東京, リトン.

シュタウブ希和辞典

シュタウブ希和辞典

 

新約聖書に偏っていない希和辞典としてこの2冊が挙げられます。しかし、古川のものはいくらなんでも高すぎますから、実質シュタウブのものを選ぶことになるでしょう。

 

・Liddle, H. G., Scott, R. and Jones, H. S. (1996). A Greek-English Lexicon, 9th ed., Oxford: Oxford University Press.

A Greek-English Lexicon

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英語が読めるなら当然これを使うことになります。これを大辞典として、より簡便な中辞典と小辞典もあり、初学者はたいていまずそちらから購入して使用します。

 

 

 

*1:したがって、「この本がない!」とか「これは難易度的にも外すべきだろう」といったコメントは大歓迎です。ただし、別に網羅的なリストを目指しているわけではありません。

*2:もちろん、これはプラトンのテクストはそれだけで理解できるものである、などということを含意しません。